第8日目 リトルコーン島に別れを告げ、マナグアへ

Admin/ 1月 4, 2024/ 2023年年末ニカラグア

リトルコーン3日目の朝 最後までカリブの楽園を堪能​

あっという間に3日目の朝。昨晩の深酒もなんのその。みなさんこの島の滞在を1分1秒でも惜しんで朝から活発に活動をされましたね。海で泳ぐ人、島を散歩する人、ヨガを楽しむ人・・・、皆さん思い思いに過ごしていただきました。

ヨガでリゾートのひと時を過ごす(お客様ご提供)
ヨガでリゾートのひと時を過ごす(お客様ご提供)
ぎりぎりまでカリブの海を堪能(お客様ご提供)
ぎりぎりまでカリブの海を堪能する(お客様ご提供)
3日目も美しいカリブの海を魅せてくれました
3日目も美しいカリブの海を魅せてくれました

リトルコーン島を後にして一路マナグアへ​

朝、マナグアに戻る飛行機の時間が早まったとの連絡が航空会社からありました。そのため、私たちは予定よりも早めにホテルを出発することになりました。昨晩のディナーで残った缶ビールなどを船に積み込み(いや正確には、最初積み忘れて戻る一幕がありましたが・・・笑)、名残惜しみつつイェマヤ Yemaya を後にしてビッグコーン島へと戻りました。往路にエンジントラブルでスピードが出なかった船も、スタッフがエンジンのところに一人張り付いて調整していたようで大きな問題なくビッグコーン島へと到着しました。

後ろ髪引かれつつビッグコーン島へ向かう船に乗り込む
後ろ髪引かれつつビッグコーン島へ向かう船に乗り込む(お客様ご提供)
美しいカリブの海とリトルコーン島の姿を最後まで目に焼き付ける(お客様ご提供)
美しいカリブの海とリトルコーン島の姿を最後まで目に焼き付ける(お客様ご提供)
桟橋にまで車が入り込んでお出迎え(お客様ご提供)
桟橋にまで車が入り込んでお出迎え(お客様ご提供)
観光客でごった返すビッグコーン島空港の小さな待合室
観光客でごった返すビッグコーン島空港の小さな待合室

船がビッグコーン島の桟橋に到着すると、往きと同じように空港までの送迎タクシーが桟橋の中にまで入ってきて私たちを待ってくれていました。少し出発が予定より遅れたので、3台に分乗して急いで空港へ向かいました。

空港は小さく、係員に人数を告げると「あなたたちはバラバラにならないよう次の便で案内するわね」と言われたのですが、結局最初の大きな飛行機でマナグアへと戻ることになりました(なぜだろう?)。

復路の国内線は少し大きめの機材でした
復路の国内線は少し大きめの機材でした

サルバドールアジェンデ港で夕刻のマナグア湖畔を見学​

急遽雇った空港タクシーの運転手
急遽雇った空港タクシーの運転手

マナグア到着後、時間があったので急遽タクシーを手配して、皆でマナグア湖畔へ見学に行くことにしました。

ちょうど夕刻だったので、マナグアっ子憩いの場所で、夕方からモニュメントがライトアップされるサルバドールアジェンデ港へ向かいました。2日目到着時にも昼食で立ち寄ったのですが、日中と夕刻では雰囲気も違い、移動遊園地や屋台もあってニカラグアらしい雰囲気をお楽しみいただけたのではないでしょうか?

サルバドールアジェンデの屋台
サルバドールアジェンデの屋台

ところで、マナグアの街のいたるところで見かけたこのビビットなカラーの「生命の樹」。私もよく知らないので今回、調べてみました。

このモニュメントが建てられ始めたのは2013年。ニカラグアの実質的な独裁者となっているダニエル・オルテガ現大統領の夫人にして副大統領のロサリオ・ムリージョ肝入りのプロジェクトで、マナグア市の美化を目的としているようです。当初は8基のみでしたが、今やマナグア市内やその周辺に170基もの「生命の樹」が植えられています。

その奇抜なデザインから、当初から賛否両論が巻き起こっていました。とくに2018年に起きた反政府デモでは、この大きなモニュメントがデモ隊によっていくつか倒されたという事件も起きました。

個人的な感想としては、それまで薄暗くて陰気臭くて犯罪の温床ともなっていた場所に、明るさをもたらし治安向上に寄与したという点においては疑いがない事実だと思います。ただ、ベネズエラのチャベス元大統領のモニュメントと一緒なっていたりして多分に政治的なメッセージ性を含んでいることや、この「樹」の電力のために年間100万ドル=日本円にして1億5千万円もの費用がかかっていることは無視できないことだと思います。

夕方から点灯される「生命の樹」
夕方から点灯される「生命の樹」

移動遊園地の観覧車(お客様ご提供)

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