第1日目 アエロメヒコ航空でメキシコへ。着後テオティワカンの観光

Admin/ 12月 28, 2023/ 2023年年末ニカラグア

ラテンを感じるアエロメヒコ航空で一路メキシコ・シティへ

コロナ禍明け初ということで4年ぶりの開催となりました今回のツアーは、出発35日前に直前のキャンセルが1名入った関係で、10名様の参加で出発となりました。

コロナを機に空港の手続きもだいぶ変わったのですが、アエロメヒコ航空は、そんな中でいまだにマニュアルでのチェックインを行っていたので、私たちにはそれほど戸惑うことのない手続きでした。日本発の海外団体旅行の需要はまだコロナ禍前の3割前後しか回復していないと言われていますが、それを如実に顕わしていたのか、成田空港第一ターミナル北ウイングは12月28日とは思えないくらい閑散としており、少しもの寂しさすら感じました。

2024年12月28日成田空港第一ターミナル北ウイングFカウンター<アエロメヒコ航空>
2024年12月28日成田空港第一ターミナル北ウイングFカウンター<出発便案内板>
2024年12月28日成田空港 AM057便出発ゲート

さて、アエロメヒコ航空57便は定刻通り成田空港を出発。同じ便にはU社様、C社様、S社様などのグループが同乗しており、それでも搭乗率は7割程度で隣の席が空いていたお客様もいらっしゃったのではないでしょうか?

機内では機内食が二回出たほか、途中、実にカップ麺などの軽食もありましたね。なぜか、男性CAからいたく気に入られ、他のお客様よりもお酒をふんだんにサービスされる方もいらっしゃいましたね(笑)。

メキシコシティ到着後、入国審査には長蛇の列。すでに年末年始休暇に入っていて、入国管理官の数も足りていないようでした。時間がかかりつつも何の問題もなく入国審査・税関申告を終え、外の到着ロビーに出ると本日のガイド 酒井美紀さん が私たちを待っていました。

今回ツアー日程を作成した当初はメキシコではトランジット泊のみで観光の手配は含めておりませんでしたが、お客様からのリクエストもありテオティワカン遺跡の観光のオプショナルツアーを設定したところ、なんとすべてのお客様にご参加いただく形になりました。2度目の方もいらっしゃって、ご協力いただいた形になりましたが、おかげさまで皆様ご一緒に観光をお楽しみいただくことができ、添乗員としてもグループが割れずにすみ、とても助かりました。

我々を出迎えてくれたバスは11名のグループには大きすぎるくらいの大型バスでしたが、このバスで一路テオティワカン遺跡へと向かいました。

テオティワカン遺跡へ向かうバス

道中、ガイドの酒井さんに新しい空港の話やテキーラ列車のお話などをしていただきながらバスを北東に走らせること約1時間で世界遺産のテオティワカン遺跡へ到着。お昼前後のお時間でしたが、先に遺跡の観光をしてから昼食をお召し上がりいただくということになり、まずは遺跡をご覧いただきました。

まず初めにご覧いただいたのが、ケツァルパパロトル宮殿。神殿の上に新たな神殿を建設していく『神殿更新』の建築技法や、テオティワカン文明で顕著にみられ、その後マヤ文明にも波及していったタルータブレロ様式などについて解説して頂きました。石の継ぎ目のしっくいに埋められてた小石の点々は、それが修復によって埋められたことの証であることもご説明いただきました。ほかの遺跡にはない独特なやり方なので非常に興味深い手法ですね。

テオティワカン遺跡ケツァルパパロトルの宮殿
テオティワカン遺跡ケツァルパパロトルの宮殿
テオティワカン遺跡ケツァルパパロトルの宮殿

続いて、月のピラミッドを眼前に見る広場へと移動しました。底辺が150m、高さ47mにもなる巨大なピラミッドで、遺跡の北の端にあり、太陽のピラミッド同様に後ろに見える山を模倣して建設されたといわれています。

紀元100年ごろから450年ごろのテオティワカン文明最盛期に築かれた建造物の一つで、墓などの内部構造物はなく、儀式などを行う祭壇であったと考えられています。現在のピラミッドの内部には少なくとも古い時代のピラミッドが5つあることが確認されており、その後に中米で栄えるマヤ文明同様、『神殿更新』の手法を用いることで、為政者の権力継承の正当性やより強大な権力の誇示などに用いられたと思われます。

テオティワカン遺跡月のピラミッド

残念ながら、コロナ禍以降ピラミッドはどちらも登ることが禁止されてしまいました。そのため、『月のピラミッド』前で自由に写真をお取りいただいた後、今度はゆっくりと『太陽のピラミッド』まで『死者の道』を歩いていきました。いずれの名称も、この文明が滅んだ数百年後にこの地を訪れたアステカの人々によってつけられた名前なのですが。。。

『太陽のピラミッド』の前で黒曜石のアクセサリーを販売しているガイドのお友達をご紹介し、矢じりや石切など、その当時とても重要な石であった黒曜石を見せてもらいました。

その後、自由行動としてバス集合とさせていただき、自由に太陽のピラミッドをご覧いただきました。

太陽のピラミッド テオティワカン遺跡
太陽のピラミッド テオティワカン遺跡
ガイドの酒井さん

観光後、遺跡近くのレストランにて昼食をお召し上がりいただきました。

その後、ホテルにチェックイン。ホテルのお部屋はとても広くとてもモダンな作りでしたね。

夕食は各自ということで、近くのコンビニエンスストアOXXOに買い出しに出られる方も多くいらっしゃいました。

私は一部のお客様とともにOXXOの横にあったメキシコ料理のレストランに行かせていただきました。

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