4日目 山、のち、砂漠

Admin/ 12月 31, 2019/ 2019年年末オマーン

ジュベルシャムス山の観光(バルコニー、W6ハイキング、ワディ・グール)

標高が高いとはいえ、とてもオマーンにいるとは信じられないくらい寒い朝でした。そんな朝にもかかわらず、この日、少し早起きをしていただき、アラビアのグランドキャニオンとも称されるジュベルシャムス山とその麓を観光しました。

ジュベルシャムス山は、標高約3,000mのこの国の最高峰で、山頂には軍事レーダーが設置されています。まず私たちは、山頂からはるか眼下の谷底まで、雄大なグランドキャニオンの全景を眺めることができるバルコニーと呼ばれている展望台へと向かいました。早起きは三文の得-途中、峠のところで素晴らしい雲海を目にすることができ、写真ストップをしました。

峠から見えた素晴らしい雲海

バルコニーに到着すると、正面にはジュベル・シャムス山の山頂も見え、また目の前には深くえぐられた渓谷もご覧いただくことができました。ジュベル・シャムスはアラビア語で「太陽の山」を意味するそうです。雄大な景色を堪能していただいた後、実際にその景色を眺めながら歩くことができるW6ルートのハイキングを1時間半ほどお楽しみいただきました。途中、ヤギがいて可愛らしかったですね。

アラビアのグランドキャニオン
W6ルートのハイキング
W6ルートにいたヤギ
ワディ・グールの散策

次に、実際にグランドキャニオンの谷底を観光してみようということで、ワディ・グールへと向かいました。

谷底から見上げる切り立った壁も圧巻で、わずか1時間ちょっとの間に標高差約1,000mの谷を上と下の両方から眺めるというのも興味深い体験でした。

その後、アル・ハムラの町のレストランで昼食をお取りいただいた後、一路2019年最後の夜を過ごすワヒバ砂漠へと向かいました。

ワヒバ砂漠デザートドライブ

昼食後、3時間ほどでワヒバ砂漠へと到着。土漠であるとのうわさからあまり“砂漠感”を期待していなかったお客様もいらっしゃったようですが、しっかりと砂漠でした!

4WDの真骨頂であるデザートドライブをお楽しみいただきましたが、スタックする車も続出。それもまた、砂漠の楽しみの一つでしたね。

そして、美しい夕陽もご覧いただくことができました。

シルエットでポーズ!

2019年最後の夜は砂漠でテント泊

ワヒバ砂漠のテント泊

この日は、大晦日。2019年最後の晩を砂漠のテント泊で過ごす、というのが、企画者である私がこだわった今回の日程の目玉の一つでした。素晴らしい夕陽もご覧いただくことができ、雄大な砂漠の中で、お蕎麦を湯がいて年越しそばをお召し上がりいただき、美味しい串焼きもお召し上がりいただきました。みなさま、お持ち込みいただいたお酒をここぞとばかりに持ち寄り、大みそかの宴会を楽しみました。(まったくお酒の量が足りませんでしたが・・・)

スタッフも気を利かせてキャンプファイヤーを用意してくれました。日が暮れたのが午後5時半。その後夕食になり、夜7時には日本時間のちょうど午前0時だったので、日本に合わせて新年を祝いました。8時頃には夕食も食べ終わり、「今朝は出発も早かったから、流石にオマーンの新年までは起きないで寝ちゃうよね」と言っていたのですが、ぼーっとキャンプファイヤーの炎を眺めているだけで過ごす晩は、言葉を交わさなくとも美しく、結局多くの人が24時まで火を囲みながら共に過ごしました。

途中、私を含め男性陣が一所懸命追加の焚き木を拾い集めに行ったのが面白かったですね。

もちろん頭上には満天の星空が広がっており、流れ星もたくさん見ることができました。

Share this Post